公園が廃止?!

登記課の及川です。

先日、長野市青木島町大塚の公園「青木島遊園地」が「子供の声がうるさい」という近隣からの苦情が原因で年度末で廃止されることが決まったとのニュースを目にしました。

実際にそこに住むとなったら、毎日のように子供の発する奇声を聞く事となり、ただの不寛容な人のわがままだと済まされないのも事実でしょう。

一方で、私たちも自身も、子供時分は多かれ少なかれ、その当時の回りの大人たちに迷惑をかけた事を考えると、今度は自分たちが大らかな気持ちで見守る番のような気もしますし、現役の親世代からしたら、それが社会に求める寛容さなのかもしれません。

現在の日本の少子化は、若者の経済状態の悪化やライフスタイルの変化など多種多様な原因が考えられるのですが、こうした社会の子育てへの不寛容さも一つの根深い原因として横たわっているのでしょう。

アメリカの実業家のイーロンマスク氏の「出生率が死亡率を上回るような変化がない限り、日本はいずれ消滅するだろう」というツイートが、こうしたニュースからも真に迫っているように感じました。