真珠に学ぶ

真珠貝は、身に砂が入ると吐き出すが、吐き出すことができない大きな異物が入ると、その痛みを和らげるように、異物を包み込む成分を分泌するそうである。

それが幾重もの膜になり、あの美しい真珠が出来あがるという。

人生も、試練や苦難という「異物」があるから、心を磨くことができる。懸命に努力した歩みこそが、美しい膜となり、人生が宝石のように輝くと思う。

自らの痛みを輝きに変える、その我慢強さを象徴する真珠が、ジュ-ンブライドの6月の誕生石になっているのも、うなづける。

さあ今日も前進しよう!

原口