盲目のカメラマン

勇気と感動を与えてくれた東京パラリンピックが終わった。そのパラリンピックを撮影する盲目のカメラマンを紹介した番組を観た。ブラジルのスポーツカメラマン=ジョアン・マイア(46才)さん。

目が見えない分、選手の声、競技の音などを頼りに、頭の中で構図を描き、耳を研ぎ澄まし、音の鳴る方向へ一眼レフを向けシャッターを切るという。

プロのカメラマンが撮った写真では? と見間違うほど本当に素晴らしい写真であった。人間は心で写真を撮ることもでき、可能性は無限に伸びること。そして改めて、感動と勇気をもらった。

原口