命の尊さ

先日の朝、通勤電車に乗るため駅に向かったところ、見たこともない凄い人だかりができており、駅構内に入ることが出来なかった。警察や消防の車両も数台いた。

女子中学生の自殺未遂の人身事故だった。

大怪我をしたものの、命に別条が無かったことにホッとした。

二学期が始まる日に自殺者が多いようだ。

自殺は絶対いけない!!

しかし、年間2万人の方が自殺している。1日に55人亡くなっていることになる。

自殺のニュースを聞くたびに、「死ねる勇気があれば、生きれたはずだ」と思ったりもする。

しかし、自ら命を絶った人が、死に至るまでに、どれほど悩み苦しんだか。 どれほど「生きたい」と願っていたか。

それなのに、どうしても生きていられなかった。

その苦しさ、悲しさ、ボロボロになった心。

死んだ人の気持ちは到底わからないかも知れない。

でも、何でも話し合える、何でも相談できる友達が一人でもいたなら、自殺を選択することはなかったように思う。

私も中学生の時、いじめにあった。

現在のいじめは、昔よりも陰湿で分かりづらく、比較できないかもしれない。

でも、生き抜く中に、必ず生きていてよかったと言える時がくることを信じて、精一杯生き抜いて欲しい!

測量アシスト課 原口