ステルス値上げ

登記・測量事務課の及川です。

先日、ずっとお気に入りで使っている歯磨き粉が無くなったので、新しいものを出そうと思い、チューブ手にとった時、「あれっ何か小さい」と思い、まだ手元にあった中身のなくなった前のチューブの長さや幅を比べてみたら明らかに新しいものの方が容器が小さい・・・。たしか、購入金額は一緒だったのに・・・。「ステルス値上げだ!」

「ステルス値上げ」という言葉が、言われだしてから久しいですが、身近にも色々なものの大きさが前と値段が同じにも関わらず小さくなってきています。「ステルス値上げ」をするにしても、企業側も容器の大きさを変えたり、生産ラインの調整など大変な企業努力を必要とすると思います。

最近は、ガソリンや灯油、小麦など様々な製品の原材料となる物資の値段が前にも増して高騰してきています。あとは、海外からの船賃などの輸送費なども大変な値上がりをしています。その為、企業側も「ステルス値上げ」では対応できなくなってきており、実際の値上げ自体に踏み込む事も多くなっています。

小言のように「物が高い!」と言っていられる内は良いのですが、いま一部で心配されているような激しいインフレなどにならない事を祈りたいです。